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執筆者の写真はらだまほ

フリをする身体



私の興味事の1つに、身体の在り方、というものがある。

1つというか、もうそれにしか興味がないんじゃないか自分、と思うくらいなのだけど。笑


今までは、ふわっと、


その人の身体が"本物であるかどうか"


みたいな言い方をしていたのだけど、それってものすごく曖昧だなとも感じていて。

もう少し共有する方法がないのかな〜と考えている。



先日ある舞台を見て思ったことを、メモも兼ねてつらつらと書いてみる。




1,重いものを持っている身体
2,重いものを持ったフリをしている身体
3,重いものを持っている身体を写している身体


この3つの具体的な違いはどこにあるのだろう?

同じ舞台に立っていても明確に違う。

違うということだけは明確にわかるけど、きちんと説明ができないし、自分で使い分けて提示できるかと言われると怪しい。

ダンサーや役者の仕事としては3ができなければならないのだろうけど、

じゃあ1と2の違いは?1と3の違いは?2と3は?

確実に、明確に線が引けるということは、具体的に説明もできるはず。


例えば、

「本当にそこに存在する」「本当に感じる」

という言い方は頻繁に耳にするけれど、本当にそこに存在することによって変わることってなんだ、、、集中力?写しとる力?


先日観た舞台では、私は3の身体を観たいのに、2の身体が邪魔をしてきて、

まるで、一生懸命日本語を聞き取ろうとしているのに大勢の英語が邪魔をしてくる感じだった。

私にとってはそれはものすごく雑音で、そしてものすごく切実な問題で。


だからこそ、自分がそこに立ち向かえる解決策をたくさん持っていたい、、、、、難しい。



答えは全く出ていません。笑


文字通り、つらつらと。



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