「アルテリッカしんゆり」にて、「うたのたね」の上演が終わりました。
今回は3ステージ、そのうち1ステージはリラックス公演。
なんと2ステージは個人的に宣伝する間も無く満席で、久しぶりにぎゅうぎゅうの赤ちゃん、大人たちとともに作品を味わいました。
この作品は、副タイトルに〜おんがくのはじまり〜と付いているけれど、
私はいつもおどりのはじまりを辿っている。
きっとおどりのはじまりも、おんがくのはじまりも、同じ。
自分の身体を見つけて、身体の楽しさに気がつく。
誰かを見つけて、一緒に楽しくなって、だんだんおどりになっていく。
その過程を毎回丁寧に辿り、みんなで共有していく。
踊りも音楽も一緒に発展してきて、
私は自分の中にない音楽で踊るのはとても苦手だけれど、
おどりとおんがくは切っても切り離せない。
音楽の中には必ず踊りがあって、踊りの中には必ず音楽がある。
そして上演を通していつも思うのは、本当に一期一会だなあということ。
同じ公演は1度だってない。
今日来てくれた赤ちゃんとその周りの大人たちは、
ほとんどの場合、私と会うのは今日が最初で最後。
もちろんリピーターになってくれればまた出会えるけど、
そしてそうやって再び出会えたらとても幸せだけれど、
まあそんなことはどうでも良いんです。
たくさんの一期一会が積み重なって、
その人たちの人生に、アートが積み重なっていくといい。
さて、今年はたくさんベイビーシアターの機会をいただいています。
「うたのたね」は秋〜冬にかけて主に九州で(ほぼ全県回ります)、
「KUUKI」は夏に沖縄、そして冬に東京と北海道で上演します。
お近くにいらっしゃるかた、ぜひぜひ覗きにきてください。
数に限りはありますが、大人単独での鑑賞も可能ですので!!
お待ちしています。
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